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シベリウス 生誕150年記念ベストアルバム<配信限定>

シベリウス 生誕150年記念ベストアルバム


2015年に生誕150年を迎えるフィンランドの作曲家、ジャン・シベリウス(1865年12月8日-1957年9月20日)のベストアルバムです。シベリウスの作品を交響曲、協奏曲、歌曲、室内楽曲、ピアノ曲など様々なジャンルから20曲収録。おなじみの交響詩「フィンランディア」をトラック1とし、以降のトラックは、シベリウスの作品をほぼ作曲年代順に並べています。若き日の意欲的な佳作から、絶頂期といえる交響曲などの作品群を経て、最後の一花を咲かせた1920~30年代に至るまで、長命な作曲家であったシベリウスの活動の全容を知ることができるアルバムです。クラシック音楽ファンのみならず、北欧の自然の息吹やアートをこよなく愛する方に。


シベリウス 生誕150年記念ベストアルバム

■ 商品タイトル:
シベリウス 生誕150年記念ベストアルバム

■ 税込価格:
1050円(配信)

■ 発売日:
2015年2月11日

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■ 収録楽曲:

  • 交響詩「フィンランディア」 Op.26(1899年)
    ニュージーランド交響楽団/ピエタリ・インキネン(指揮)
  • 組曲「カレリア」 Op.11 – III. 行進曲風に(アラ・マルチャ)(1893年)
    アイスランド交響楽団/ペトリ・サカリ(指揮)
  • ラカスタヴァ(恋する人) Op.14 – III. おやすみ(1893年)
    カペラ・イストロポリターナ/エイドリアン・リーパー(指揮)
  • 7つの歌 Op.17 – VI. 夕べに(1894-99年)
    ハンヌ・ユルム(テノール)/ヨウニ・ソメロ(ピアノ)
  • 組曲「レンミンカイネン」 Op.22 – III. トゥオネラの白鳥(1893-95年)
    ダディ・コルベインソン(コールアングレ)/リチャード・チャイコフスキー(チェロ)/アイスランド交響楽団/ペトリ・サカリ(指揮)
  • マリンコニア(メランコリー) Op.20(1901年)
    ユッシ・マッコネン(チェロ)/ライト・カルム(ピアノ)
  • 5つの歌 Op.37 – V. 逢引きから戻った娘(1900-02年)
    ハンヌ・ユルム(テノール)/ヨウニ・ソメロ(ピアノ)
  • 交響曲第2番 ニ長調 Op.43 – I. Allegretto(1901-02年)
    アイスランド交響楽団/ペトリ・サカリ(指揮)
  • 劇音楽「クオレマ(死)」 Op.44 – I. 悲しきワルツ(1903年)
    トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団/ヨルマ・パヌラ(指揮)
  • ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47 – I. Allegro moderato(1903/05年)
    ヘンニング・クラッゲルード(ヴァイオリン)/ボーンマス交響楽団/ビャルテ・エンゲセト(指揮)
  • 弦楽のためのロマンス ハ長調 Op.42(1904年)
    カペラ・イストロポリターナ/エイドリアン・リーパー(指揮)
  • 組曲「ペレアスとメリザンド」 Op.46 – I. 城門にて(1905年)
    タウノ・ハマライネン(コールアングレ)/シンフォニア・フィンランディア・ユバスキュラ/パトリック・ガロワ(指揮)
  • 解放された女王 Op.48 (男声合唱と管弦楽編)(1906年)
    ルンド大学男声合唱団/マルメ歌劇場管弦楽団/アルベルト・ホルド=ガッリード(指揮)
  • 6つの歌 Op.50 – III. おとめが歌う野原に(1906年)
    ハンヌ・ユルム(テノール)/ヨウニ・ソメロ(ピアノ)
  • 交響曲第5番 変ホ長調 Op.82 – III. Allegro molto(1914-15年)
    アイスランド交響楽団/ペトリ・サカリ(指揮)
  • 5つの小品「樹の組曲」 Op.75 – V. 樅の木(1914年)
    ホーヴァル・ギムセ(ピアノ)
  • 交響曲第7番 ハ長調 Op.105(1924年)
    ニュージーランド交響楽団/ピエタリ・インキネン(指揮)
  • 交響詩「タピオラ」 Op.112(1925年)
    アイスランド交響楽団/ペトリ・サカリ(指揮)
  • アンダンテ・フェスティーヴォ(1930/38年)
    ノールショッピング交響楽団/マッツ・ロンディン(指揮)
  • フリーメーソンの儀式音楽 Op.113 – フィンランディア讃歌(1899/1927年)
    ハンヌ・ユルム(テノール)/ヨウニ・ソメロ(ピアノ)



■シベリウスの作品をもっと聴きたい方は…




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シベリウス: 交響曲全集

■ 収録楽曲:

    交響曲第1番 ホ短調 Op.39
    交響曲第2番 ニ長調 Op.43
    交響曲第3番 ハ長調 Op.52
    交響曲第4番 イ短調 Op.63
    交響曲第5番 変ホ長調 Op.82
    交響曲第6番 ニ短調 Op.104
    交響曲第7番 ハ長調 Op.105
    交響詩「タピオラ」
    交響詩「フィンランディア」

    ■演奏者:

      アイルランド交響楽団/ペトリ・サカリ(指揮)


      ■レコメンド:

        活火山と氷河、この2つの相反する地形に覆われた島アイスランド。人口わずか30万人のこの島が有するアイスランド交響 楽団は、その演奏もまた驚くほど熱くてクールです。指揮はフィンランドの俊英ペトリ・サカリ。丁寧に細部を磨きあげながらも決してリ リシズムを失わない音楽作りが高く評価されています。この全集には、交響曲第1番から第7番、サカリが愛してやまない「タピオラ」、 そして音詩「フィンランディア」も収録。シベリウスの魅力がぎっしり詰まっています。






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シベリウス: 交響曲第1番/第3番

■ 収録楽曲:

    交響曲第1番 ホ短調 Op.39
    交響曲第3番 ハ長調 Op.52

    ■演奏者:

      ニュージーランド交響楽団/ピエタリ・インキネン(指揮)


      ■レコメンド:

        日本でもおなじみ、ピエタリ・インキネンによるシベリウス。いよいよ交響曲の登場です。まずは第1番からお聴きください。いつものような透明感溢れるオーケストラの響き、そして湧き上がるような感情の迸り。まさに「これは名演だ」と心から叫ばずにいられません。1899年に書かれた第1番は、表題こそ付いてないものの、終楽章には「幻想風に」と記されていたりと、かなり物語性を帯びた曲です。誰もが想像する北欧の大自然を音にすればこんな感じで間違いないでしょう。インキネンは曲の随所にメリハリを持たせ、テンポ良く進めていきます。そして、金管を思い切り歌わせ、弦を可能な限りまで揺らめかせ、シベリウスをこれ以上ないほどに丁寧に表現しています。もっと簡素な趣きを持つ第3番では、爽やかな風を思わせる第1楽章で始まり、曲の最後まで緊張感が途切れることがありません。






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シベリウス: 交響曲第2番/カレリア組曲

■ 収録楽曲:

    交響曲第2番 ニ長調 Op.43
    組曲「カレリア」 Op.11

    ■演奏者:

      ニュージーランド交響楽団/ピエタリ・インキネン(指揮)


      ■レコメンド:

        響曲第2番はシベリウス(1865-1957)の全作品の中でも最も人気の高い1曲。幻想的な第2楽章、荒々しく流動的な第3楽章を経て、感動的な終楽章へと曲は進みます。インキネンの指揮は、これまで通り、スタイリッシュな演奏かと思いきや、想像以上に重厚な響きと、ゆったりした流れに終始しています。終楽章の爆発的な機動力は圧巻。過去の名指揮者たちの解釈にひけをとりません。「カレリア組曲」はフィン人発祥の地の伝説や音楽を基にした作品です。当初劇音楽として創案、初演されましたが、評判がよくなかったため、序曲と、3曲からなる組曲の2つの作品として出版され、現在は人気作となっています。メリハリのある曲想が魅力です。






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シベリウス: 交響曲第4番/第5番

■ 収録楽曲:

    交響曲第4番 イ短調 Op.63
    交響曲第5番 変ホ長調 Op.82

    ■演奏者:

      ニュージーランド交響楽団/ピエタリ・インキネン(指揮)


      ■レコメンド:

        日本でますます人気急上昇中。巨匠の道を歩き始めた感のある若手気鋭指揮者インキネンのシベリウスです。当盤に収録されているのは、最も曲想が晦渋な第4番と祝祭的な雰囲気に満ちた第5番です。1911年に完成された第4番は、当時体調不良を訴えていたシベリウスの気分がそのまま反映された作品。寒々とした荒涼な風景の中をよぎる一抹の風のような不気味さが見え隠れします。一転1915年に作曲された第5番は彼の50歳の誕生日の祝賀式典に演奏するために書かれた曲。春の訪れを感じさせるような暖かさを抱いています。対称的な2つの作品を、インキネンは見事に描き分けています。






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シベリウス: 交響曲第6番/第7番/フィンランディア

■ 収録楽曲:

    交響曲第6番 ニ短調 Op.104
    交響曲第7番 ハ長調 Op.105
    交響詩「フィンランディア」Op.26

    ■演奏者:

      ニュージーランド交響楽団/ピエタリ・インキネン(指揮)


      ■レコメンド:

        フィンランド気鋭の若手指揮者、ピエタリ・インキネンによるシベリウス交響曲全集も、こちらの第6番と第7番で完結となります。1914年に着想された第6番は、ほぼ9年という長い期間を経て、簡潔な構造と、深い思索に満ちた交響曲として生を受けました。当時宗教音楽を研究していたシベリウスらしく、ドリア旋法なども使われた荘厳な佇まいが魅力です。第7番はシベリウスの最後の交響曲で、単一楽章(およそ20分程度)という短い作品ながら、凝縮されたソナタ形式で書かれていて、途中幾度かのクライマックスを挟みながら、最後はこの世に決別するかのようにさりげなく終わります。インキネンの指揮は、極めて決然としたもので、シベリウスのエッセンスを一切の夾雑物なしに感じさせてくれる良い演奏です。現実に引き戻してくれるかのような「フィンランディア」も熱演です。